セラ真澄のデザインコンセプト

新しい「セラ真澄」は、大屋根や漆喰壁など地元・信州の蔵や商家のデザインを参考に、単純明快・質実剛健なイメージを大切に設計しました。また旧店舗の古材や地元産の材料を多用して、周囲に馴染む落ち着いたたたずまいの建物になることを目指しました。植栽や水で季節感を表現することにも気を配りました。
 

■建築に関するトリビア

石について

stone1s.jpg前庭敷石(四半石):350年来かかわりのあるお寺・貞松院から頂いたものです。以前、お寺の塀に使われていたもの。
oobans.jpg前庭敷石(大判鉄平石):藤森鉄平石の採石場から出た大型の石をそのまま使用。地元産材ならではの仕事。
stone_hearts.jpgどこかにあるハート石:石職人の遊び。工事関係者も知りませんでした。
kisos.jpg庭の基礎石:真澄の古い建物に使用されていたもの。
nagaishis.jpg12mの長石:大事故につながる大型車両の突入に対して、折れて守る緩衝材(跳ね返すのではなく衝撃を緩和して、お客様もドライバーも守りたい)

店内について

ranma1s.jpg
ranma2s.jpg
ranma3s.jpg
3枚の欄間:真澄の古い建物に使用されていたもの。旧セラにも使われていて、事故の際にも破損を免れました。
kugi.jpg釘隠し:真澄の古い建物に使用されていたもの。家紋を象ったデザインです。事故の際に破損を免れた8個を使っています。
kamidanas.jpg神棚:古い建物の暖簾奥にあったものを、新店舗に移設。立派な龍(水神様)の彫り物を是非見ていただきたいです。
tastingcorners.jpgテイスティングテーブル:事故で傷みましたが、塗装をやり直して復活。以前のものとは違う表情のテーブルに生まれ変わりました。

庭について(前庭は見る庭でなく、通りに対してオープンな、人の集まれる、使う庭として計画)

 季節感の表現:春の桜等季節ごとに咲く花、新緑、紅葉。
mizus.jpgテイスティングコーナーから見える水盤:坪庭の新緑と紅葉の写りこみにより、赤や緑に染まる様子を楽しめます。
matsus.jpg樹齢300年の松:雪用、夏用2種類の控えめのライトアップができるようにしました。それを楽しむため、松の間には大開口建具を採用しました。
kages.jpg漆喰に映る縞模様:午前中漆喰壁に落ちる影を楽しんでいただきたいです。
nokisakis.jpg深い奥行きのある軒下:信州の蔵の農作業用軒下空間をイメージ。休憩場所、週末市場、イベントなどへの利用を想定。